人事労務DX支援

小規模企業が、労務管理を紙・Excelからクラウドへ移行する第一歩

この記事でわかること

  • なぜ今、小規模企業にも労務DXが必要なのか
  • 労務DXは「システム導入」ではなく「業務フローの見直し」であること
  • 顧問社労士をDXパートナーとして活用するメリット
  • オフィスステーションPROを活用して電子化しやすい業務
  • 久野事務所が労務DX支援に取り組む理由

はじめに:「この作業、毎年しんどいな」と思ったことはありませんか?

年末調整の時期になると、従業員に紙の書類を配り、書き方の質問に答え、回収後は記入漏れや添付書類を確認する。

入社手続きでも、書類をメールで送り、印刷してもらい、手書きで記入されたものを確認し、また入力し直す。

小規模企業では、このような作業を社長や事務スタッフが通常業務の合間に行っていることも少なくありません。

「毎年・毎月、同じことを繰り返している」「もっと楽にできるはずなのに、何から変えればよいかわからない」。そう感じている会社にこそ、労務DXは効果があります。

労務DXとは、単に新しいシステムを入れることではありません。紙・Excel・メールに頼った業務の流れを見直し、会社に合った形で、ミスを減らし、担当者の負担を軽くする取り組みです。

久野事務所では、オフィスステーションPROを活用しながら、中小企業・小規模企業の労務DX支援に取り組んでいきます。

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なぜ今、小規模企業にも労務DXが必要なのか

電子申請・ペーパーレス化の流れは今後も進んでいる

社会保険・労働保険の手続き、年末調整、給与明細、従業員情報の管理など、労務分野でも電子化・ペーパーレス化の流れは進んでいます。今は紙で何とか回っていても、今後は行政手続きや社内事務の電子化に慣れている会社ほど、担当者の負担を抑えやすくなります。

働き方改革には、管理する仕組みが必要

残業時間、有給休暇、労働条件、入退社手続きなどは、法律に沿って管理する必要があります。しかし、勤怠や従業員情報が紙やExcelに分散していると、確認だけで時間がかかります。

働き方改革を実効性のあるものにするには、日々の労務情報を見える化し、必要なときに確認できる仕組みが欠かせません。

担当者に依存しない労務管理が必要

小規模企業では、総務担当者が一人だけ、あるいは社長や家族従業員が労務管理を兼ねていることも多くあります。その人しか分からないExcel、その人しか知らない書類保管場所では、担当者が退職・休職したときに業務が止まるおそれがあります。

クラウド化は、業務を人に依存させず、会社の仕組みとして残すための手段にもなります。

労務DXは、単にシステムを入れることではない

目的は「デジタル化」ではなく「仕事の流れの見直し」

労務DXで大切なのは、紙をなくすこと自体ではありません。誰が、いつ、どの情報を、どのように集め、確認し、保管するのか。その流れを整理することです。たとえば入社手続きでは、従業員本人がスマートフォンから情報を入力し、その情報をもとに社会保険・雇用保険の手続きへつなげることで、手書き・郵送・転記の手間を減らせます。

いきなり全部変えず、小さく始めればよい

DXと聞くと、大きな投資や専門部署が必要だと思われがちです。しかし、小規模企業の労務DXは、給与明細の電子化、入社手続きの電子化、年末調整のWeb化、従業員情報のクラウド管理など、効果が分かりやすい業務から始めれば十分です。大切なのは、会社の実情に合わせて小さく始め、定着したら少しずつ広げることです。

「DXって難しそう」と感じる理由

何から始めればいいかわからない

クラウド、電子申請、ペーパーレス、DXという言葉だけが先行すると、自社に何が必要なのか分からなくなります。すべてを一度に変えようとすると、担当者にも従業員にも負担がかかります。まずは「毎年大変な業務」「ミスが起こりやすい業務」「紙のやりとりが多い業務」を洗い出すことから始めるのが現実的です。

IT会社に相談すると、自社に合うか判断しにくい

IT会社はシステムの専門家です。一方で、労務管理には社会保険、雇用保険、労働時間、就業規則、個人情報管理など、実務と法令が絡みます。システムそのものが良くても、自社の業務フローに合わなければ定着しません。だからこそ、労務の現場を理解した専門家と一緒に進める意味があります。

社内にITに詳しい人がいない

5〜30名規模の会社では、専任のIT担当者がいないことの方が自然です。「設定が分からない」「従業員にどう説明すればよいか分からない」という不安があると、導入しても使われないまま終わってしまいます。導入後に相談できる相手がいることが、労務DXを定着させる大きなポイントです。

顧問社労士がDXパートナーに向いている理由

労務管理の業務フローを知っている

社労士は、入退社手続き、社会保険・雇用保険、給与、勤怠、年末調整、就業規則など、会社のバックオフィス業務に日常的に関わります。そのため、「どこで手間がかかっているか」「どこを電子化すると効果が出やすいか」を、業務の流れに沿って考えることができます。

法令対応と業務改善を同時に見られる

労務DXは、便利になればよいというものではありません。労働条件通知書の交付、社会保険・雇用保険の届出、勤怠管理、有給管理、個人情報の取扱いなど、法律上の確認も必要です。顧問社労士が関与すれば、効率化と法令対応を同時に確認しながら進められます。

「守りのDX」として労務トラブル予防につながる

労務DXは、攻めのIT投資というより、会社を守る仕組みづくりでもあります。手続き漏れを防ぐ、情報の転記ミスを減らす、担当者任せをなくす、従業員への説明を分かりやすくする。こうした積み重ねが、労務トラブルの予防につながります。久野事務所では、労務DXを「守りの経営」の一部として支援したいと考えています。

オフィスステーションPROでできる労務DX

入退社手続きのペーパーレス化

入社時に必要な情報を従業員本人に入力してもらい、その情報をもとに手続きを進められます。紙の記入、郵送、担当者の転記を減らせるため、入退社が発生するたびに効果を感じやすい業務です。

年末調整のWeb化

毎年負担が大きい年末調整も、Web化することで紙の配布・回収・確認作業を減らせます。従業員はスマートフォン等から入力でき、担当者側も確認作業を進めやすくなります。

給与明細のペーパーレス化

給与明細の印刷、封入、配付、再発行の手間を減らせます。従業員も過去の明細を確認しやすくなり、テレワークや多拠点勤務にも対応しやすくなります。

従業員情報・手続き状況の一元管理

氏名、住所、扶養家族、社会保険情報などをクラウドで管理することで、最新情報を確認しやすくなります。書類やExcelが分散している状態を見直す第一歩になります。

社労士と会社が同じ情報を見ながら進められる

クラウド上で情報を共有できれば、「書類を送ったか」「どの手続きが済んでいるか」といった確認の手間を減らせます。会社と社労士が同じ情報を見ながら進められることは、手続きの正確性とスピードの向上につながります。

自社で導入する場合と、社労士と一緒に進める場合の違い

クラウド労務システムは、企業が直接契約することもできます。ただ、初めて導入する場合は、設定や運用ルール、法令対応の確認でつまずくことがあります。社労士と一緒に進めることで、システム導入を「使える仕組み」に変えやすくなります。

比較項目 自社で直接導入 社労士と一緒に導入
初期設定 自社で対応 実務に合わせて支援
法令対応 自社で判断 社労士が確認
運用中の疑問 ベンダーに確認 労務実務も含めて相談
法改正対応 自社で情報収集 社労士から情報提供
定着支援 自社任せになりやすい 導入後も相談しやすい

 

久野事務所が労務DX支援に取り組む理由

まず自分で使ってみて、良いと思ったものを提案したい

私自身がオフィスステーションPROを契約し、実際に触りながら支援の準備を進めています。仕様書を読んだだけで提案するのではなく、自分で使ってみて、どこが便利か、どこでつまずきやすいかを確認したうえでお伝えしたいと考えています。

豊富な実績よりも、一緒に始める伴走支援を大切にしたい

正直に言えば、DX支援の実績はこれから積み上げていく段階です。しかし、小規模企業にとっては、立派な提案書よりも、隣で一緒に設定し、困ったときに相談できる存在の方が役に立つ場面も多いはずです。「一緒に試して、会社に合う形を作る」姿勢を大切にします。

小規模企業の「どこから始めればいい?」に寄り添いたい

名古屋・愛知・知多半島の小規模企業では、総務専任者がいない、IT担当者がいない、でも事務負担は増えているという会社が少なくありません。難しい話から始める必要はありません。「うちはどこから変えればよいか」という相談から、現実的な第一歩を一緒に考えます。

 

まとめ|顧問社労士は、手続き代行だけでなくDXの相談相手になる

労務DXは、単にシステムを導入することではありません。紙・Excel・メールに頼った労務管理を見直し、会社に合った業務フローを作ることです。

小規模企業こそ、入退社手続き、年末調整、給与明細、従業員情報の管理など、日常業務のデジタル化による効果を感じやすいといえます。

顧問社労士は、手続き代行だけでなく、法令対応と業務改善を同時に見ながら、会社の労務DXを支援できる存在です。

紙・Excel中心の労務管理を見直したい小規模企業の方は、久野事務所までお気軽にご相談ください。

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